夏風邪

 それでも仕事は休みませんでした。気合いっ!!・・・いえいえ、こんなことすすめるもんじゃございません。さっさと休養するのが身のためです。


 火曜日、最初は水っ洟だった。それも何故か右の鼻の穴からだけ(笑)なんだろうなぁ〜風邪なんてひいてないのに・・・?だいたい鼻から始まる風邪なんて経験がなかったし。水曜日、次にきたのが咳だった。でも喉は痛くない。私は必ずと言っていいほど喉の痛みから風邪が始まるので、この時点でも風邪という実感がない。次にきたのが頭痛、やっとここでこれは完璧に風邪だろう、熱が出るかもなと思ったその夜、案の定熱が出た、らしい(笑)頭がボーッとして体がほてってふらふらになったが、何故か熱は測らなかった。とにかく水分を摂ってバファリンを飲んで寝た。木曜日、バファリンが効いたらしくすっきり爽やか♪フツウに出勤するが、昼過ぎごろから薬が切れたかふらふらしてくる。帰りの電車で爆睡。何とか家にたどり着き熱を測ってどびっくり!!ぎょぎょっ!!38度8分って何ですか!?


 即効でご飯支度をして夕食の時間まで寝る。義父母の前では何てことない顔をして一緒にご飯を食べて薬を飲んで寝る。ここで義父母に知られると返って体を休められないハメになるので絶対に知られたくない。どうなるかと言うとその日から数日はぶつぶつと小声で「風邪ひいたなんて・・・」と言われるのです。義父母は「風邪をひく」と言うことは体調管理もできない馬鹿な奴という考えがあるのです。で、自分たちが風邪をひくと「年だからしょうがない」とか、その数日前に誰かが風邪をひいていると必ず「そいつ」を犯人扱いで責めます。が、息子なのにそういうことが解らないダンナは要らぬ気をまわし、私が熱を出していることを言ってしまったらしい・・・はい、次の日から数日地獄でしたわよ、トホホ・・・。

 
 それでも一日も仕事を休まず、中学校の役員懇親会にも出席した。義母には小声で「風邪ひいてても酒飲みには行くのかよ・・・」と言われた。はっきり言ってくれれば「お酒は飲みません!出席するって言っておいて顔も出さないわけにはいかないんです!」と、言い返したかったが、独り言にいちいち返してらんない。小声でしか言えないってことは私に強く出れないってことなんでしょうしね(笑)